8 役員選出の基準

【候補者の選考基準】

同友会が、その時々の情勢と会員の要望に応えて、自主的な活動、民主的な運営に心がけ、会の活動を豊かにし、会を大きくしていくためには会員の参加、役員のリーダーシップの発揮にかかっています。


役員の選考基準は次の通りとします。

  1. 人間尊重の経営、経営指針の成文化と実践、社員共育、地域貢献など、同友会的考えを正しく理解し、会の隅々に同友会理念を浸透させようとしている。
  2. 全国行事、県行事、支部行事へ積極的に参加し、自社の経営に生かしている。
    …県役員については、最低年1回は全国行事へ参加する意思がある
  3. 月例会はじめ諸活動に意欲的に参加し、その学びを実践している。
    …最低、月例会への出席が年1/2以上
    …理事会、支部役員会、各委員会へ出席義務のある会員で、2/3以上出席
  4. 同友会運動の意義を地域社会に広め、会員の拡大を積極的に行っている。
  5. 中小企業が発展するために経営環境の改善運動に理解を示し、率先して取り組む意欲がある。
  6. 現役員の再任は、会議をはじめ諸活動への出席状況、会外さらに業界での役割等を検討して、本会への貢献が可能であるかを大局的に判断して行う。
  7. 会員全体の意見や状況が反映できるように構成し、運動継続の観点から役員の新任は半数を超えないようにする。

具体的には

  • 同友会で学んだことを自社で実践して、経営と不離一体のものに近づけることを努力している
  • 例会等で、自社での同友会活動の経営実践について、報告をめざしている
  • 社員と共に育ち合うことを率先している
  • 経営指針(経営理念・10年ビジョン・経営方針・経営計画)づくりや実践を積極的に進めている
  • 積極的に全国行事等に参加して、幅広い勉強や交流を実践している
  • 会員拡大に積極的に活動している
  • 中小企業を取り巻く経営環境の改善運動に理解を示している
  • ・会の隅々に同友会理念を浸透させようとしている

等です。

 各役員は、会の運営、組織全般についてよく掌握し、常に会員の要望に耳を傾け、会の催しには可能な限り出席して会員と接触し、会の新鮮な活動を保証するよう努めます。

 また役員が協力し合って、中小企業が抱える問題の解決ができる同友会をめざします。